2026年10月28日

こんにちは国立緑歯科クリニックです。今年はインフルエンザの流行がとても早くきましたね。皆さんの周りでは、予防接種を受けはじめている方も多くなってきたと思いますが、罹らないに越したことはないですね。歯科の観点から見ると実は、歯周病をお持ちの方は、インフルエンザにかかりやすいというデータがあります。では、なぜ歯周病になるとインフルエンザにかかりやすくなるのでしょうか。

歯周病菌がインフルエンザウイルスの感染をたすける?
お口の中にはたくさんの細菌が存在しています。その中でも、歯周病の原因になる一部の細菌は、タンパク質を分解する酵素を産生します。この酵素が、インフルエンザウイルスの表面にあるタンパク質に作用することで、ウイルスが細胞に侵入しやすくなる可能性があると報告されています。つまり、歯周病菌が多く存在するお口の中は、インフルエンザウイルスの感染や増殖に影響を与える可能性があるのです。
インフルエンザ予防のために出来るお口のケア
インフルエンザの予防には、日頃からお口の中を清潔に保つ事が、大切です。具体的には、次のことを心がけましょう。
:毎日の歯磨きを丁寧に行う
歯ブラシを歯と歯ぐきの境目にあて、プラークをしっかり落としましょう。
:歯間ブラシやフロスを使用する
歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の汚れを、歯間ブラシやデンタルフロスで取り除きましょう。
;定期的に歯科医院でクリーニングを受ける
歯石や歯ブラシでは落としきれない汚れは、歯科医院で専門的なクリーニングを受ける事が大切です。

お口の健康を守ることは、全身の健康を守ること
インフルエンザ予防には、予防接種や手洗い、マスクの着用など、さまざまな対策があります。それに加えて、毎日の歯磨きや定期的な歯科受診によってお口の中を清潔に保つ事も、感染予防を考える上で大切です。歯周病を予防し、お口の健康を維持することは、歯を守るだけでなく、全身の健康を守る事にもつながります。今年の冬は、全身の感染対策に加えてお口の健康にも目を向け、健康な毎日を過ごしましょう。
歯科衛生士 瀨谷