こんにちは、2月になり暖かくなってきましたがまだまだ寒暖差が続きそうな天気予報ですね😿
皆様体調崩されないよう、ビタミンをしっかりとって身体を冷やさないようにお過ごし下さいませ🌸
さて今回は、はちみつやメイプルシロップもむし歯の原因になるのかについてお話ししたいと思います。
むし歯予防のために砂糖の摂取量を控えた方が良いというお話を聞いたことがある方も多いと思います。
砂糖がむし歯の原因となる理由は主に2つです🦷
①虫歯菌であるミュータンス菌が砂糖から不溶性グルカンという水に溶けない粘着性の多糖体を産生し、歯面のプラーク(歯垢)形成に重要な役割を果たします。
②虫歯菌を含めた様々なお口の中の細菌が酸を産生し、歯の脱灰(歯が酸で溶かされていくこと)を起こすことです。
この、②は砂糖以外の糖からも酸は産生されます。
はちみつやメイプルシロップの糖質の種類は、はちみつはぶどう糖や果糖が主成分で砂糖はほんのわずかです。
ぶどう糖と果糖からはむし歯菌による不溶性グルカンは産生されない為、はちみつを食べても歯垢が形成されにくいということになります🦷
しかし、多くのお口の中の細菌はぶどう糖と果糖から酸を産生するためはちみつを多く食べるとむし歯を誘発する可能性があります。
また、マヌカハニーには虫歯菌を含め、お口の中の細菌に対して抗菌作用があることが報告されており、砂糖にくらべると虫歯になりにくいと考えられています😊
一方、メイプルシロップの主成分は砂糖なので、むし歯のなりやすさは砂糖と変わらないでしょう😹
甘いものを食べる際は、量やおやつの内容に注意して食べると良いです🐶
歯科衛生士 西岡🐧