こんにちは、梅雨入りはまだしなさそうですね☔
晴れの日が嬉しい反面、例年と違う気候が心配になってしまいます。
これからくる梅雨に備えて、お家のカビ対策などわたしも気をつけたいところです🧹
さて、今回はお家でできるお口の中のお掃除、歯磨きについて改めて詳しくお話していきたいと思います🦷
皆さま日々のお仕事や家事、子育てが忙しく、なかなか歯磨きをゆっくり行う時間が取れず1日1回の歯磨きしか行えていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2022年(令和4年)の厚生労働省による歯科疾患実態調査では、歯磨きを1日1回行う人の割合は18.2%、1日2回行う人は50.8%、1日3回行う人は28.4%と、年々1日2回以上のブラッシングが増加傾向にあり一般化しているといえます🦷
口腔内に蓄積したプラーク(歯垢)は成熟し、むし歯や歯周病原生をより強くします。
プラークは歯石の原因にもなります。ブラッシング回数が増えれば、プラークが除去され口腔環境が改善されます☺
また、50年分の歯科疾患実態調査の統計から、1日2回以上歯磨きを行う人の増加と一人平均喪失歯(むし歯や歯周病で歯を抜く事)数の減少との間に相関関係が示されました🦷
1日2回以上の歯磨きが歯の喪失を防ぎ、お口の健康に大きく関わることがわかります。
全身の健康との関連についていえば歯周病が生活習慣病の増悪に関わることが示され、また毎食後の歯磨きが糖尿病の等の発生を抑制する可能性を示しています。
毎食後の歯磨きがむし歯や歯周病予防のみならず、糖尿病予防等の全身的な健康づくりに関与する可能性もあるので、ぜひ忙しい時は短い時間でも毎食後磨けると良いです☺
患者様に合った歯磨きの行い方、時間やブラッシング圧、歯ブラシの形状、歯磨き粉の種類なども定期検診でお伝えしていますので、なにかご不明点がある方は仰ってくださいね😺
歯科衛生士 にしおか🐶